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[活動方針]
奉仕で奇跡を
9月11日のことは絶対に忘れません。そして9月12日、それからの何日ものことについても決して忘れることはないでしょう。2001年9月11日に何が起こったかを知らない人はいません。ですが、同様に強烈な印象を残したのはその後に起こったことです。何ヶ月にもわたって毎日ライオンズは、グランドゼロ(世界貿易センター跡地)の復旧作業用物資が保管されたニューヨークの中央倉庫で援助をしました。一日として休むことなくライオンズは、このひどい大惨事から可能な限り最良の結果を引き出すことができるよう活動を続けたのです。
9月11日のテロ事件発生直後にニューヨーク、ワシントン市、その他の地域において始まった活動は、犠牲者の遺族を助けるための長期の活動計画へと発展しました。遺族が家計の遣り繰りに困ることのないよう、大勢のライオンズが援助しました。そして家の修復を行ったり、遺族を医者に連れていったりするほか、遺族を癒すための活動を手配したり、就職相談や子供達のメンタリングを支援しました。
これらは親切心からのありきたりの行いでした。こういった活動はライオンズが普段から行っていることです。とは言え、ライオンズのこうした奉仕の積み重ねが奇跡を起こしたのです。重荷を背負っていた遺族にとってその荷は軽くなり、足取りも軽やかになったのです。ライオンズが人々の生活を良い方向へと変えたのです。
これらのライオンズはどういった人たちだったのかというと、彼らは極端に困った事態に応じた、ライオンズクラブに属する普通の会員でした。時々私は旅先で、ライオンズとは一体どのような人たちなのか尋ねられることがあります。そのような時私は、あまり自慢げにならないように、ライオンズは日々奉仕を行うエブリデー・ヒーローだと答えています。私たちライオンズは普通に奉仕を行うことにより、特に称賛されることも世間の注目を浴びることもなく、困っている人々の暮らしを豊かなものにしているのです。
他の地域のライオンズとて同じように、来る年も来る年も、日々奉仕を行っています。私たちが奉仕で呼び起こす奇跡が、社会にある隙間を埋めているのです。私たちは毎日人の役に立つことをするエブリデー・ヒーローの役割を演じているのです。視力を失った人にはその境遇に対応できるよう力を貸します。補聴器を必要とする人にはそれを提供します。青少年にはライオンズクエストを通してライフスキルを教えます。病院には機器を提供し、障害者のためには学校を建設して職業訓練をサポートします。たいして話題にされることもなく黙々と、私たちは地域社会を改善し、人々にとって暮しやすいところにしているのです。
会長としての任期中、私は奉仕で奇跡を呼び起こし、エブリデー・ヒーローとなって毎日奉仕を行っているライオンズを称賛したいと思います。これは自画自賛をしようというものではありません。むしろ、私たちの奉仕をさらに推し進める一つの方法なのです。私はライオンズの地域社会奉仕を称賛し、ライオンズの一員であることに新たな誇りを抱き、より良い明日を築くために私たちが行っていることについて広く世界に知らせたいのです。自分たちの行っていることに誇りを持つことにより私たちの活力と意欲はいっそう高まり、素晴らしい仕事にこれからも取り組み、奉仕を広げていくことができるのです。
2008~2009年度中、私たちは共に旅をします。堂々と胸を張り、誇りを持ってこの一年を歩もうではありませんか。私たちの活動について互いに語り合い、他のライオンズクラブや地区だけでなく、私たちが何を行っており、しかもそれをいかに効率よく行っているかを今もってよく知らない世界中の人々に伝えようではありませんか。大半のライオン、そして世間が、すぐさまライオンズクラブを盲人奉仕と結びつけてしまうのは事実です。それは素晴らしいことです。ですが、ライオンの姿を見かけた人から「ほら、あそこにいるのはエブリデー・ヒーロー。毎日奉仕をして世の中をより良いところにしてくれる人」と語られるようになる日が来るようにしようではありませんか。忘れてならないのは、ほんの些細な親切でさえも大きな影響を及ぼすことにつながるのです。
2008,07,02 : 14:44


