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[活動方針]
希望の光
私が住むノースカロライナ州のアウターバンクスには世界一高い、煉瓦造りの灯台があります。1807年に建てられたハッテラス岬灯台は、2世紀以上にわたり、船Mりのための希望のシンボルとして存在してきました。大西洋が流れるこの地域は、ハッテラス岬の沖を除き、絶好の航路でした。このすぐ近くではメキシコ湾の暖かい海流と冷たいラブラドル海流がぶつかり合います。これが海に激しい暴風雨を起こさせ、大波をうねらせるのには理想的な条件を作り出します。ハッテラス岬の灯台は、望みをすべて失くしたと思った何千人もの船乗りに進むべき方向を指し示し、船を安全な港へと導きました。
現代の船舶には最新の航行補助器具があり、衛星システムが搭載されているにも関わらず、灯台はいまもなお世界中の海岸で光を発しています。時を越え、進路が分からなくなった人々や助けを必要とする人々の希望の象徴となり続けています。かつて灯台の最上部で手作業によりランプを照らした灯台守はとうの昔に機械に取って代わられましたが、その明かりは今なお重要です。
ヘレン・ケラーは困っている人々に明かりをもたらす手助けをしてくれるよう、ライオンズに求めました。私たちはその呼びかけに、他のどの組織もかなわない規模で応えました。そしてライオンズの奉仕の明かりはこれまでに増して今日もさらに重要なものとなっています。もちろん、テクノロジーのおかげで私たちの暮らしはいっそう便利になっています。 また、生活の質を高めるだけでなく、多くの場合、人類を苦しめてきた病気の根絶をも可能とした医学の進歩を誰もがありがたく感じています。しかし、私たちの暮らしを向上させてくれた進歩は語りつくせないほどたくさんあるにもかかわらず、人と人との交流の必要性に取って代わるものはないのです。奉仕をしようと差し出される手の代わりとなるものは一切ありません。
ボランティア活動という確固たる土台の上に築かれたライオンズクラブ国際協会は、1917年以来恵まれる人々に希望をもたらしてきました。私たちの歴史を通じてライオンズは暗闇と絶望に閉ざされた何百万もの人々が健康で幸せな生活を送れるよう光を照らしてきました。ライオンズの会員一人ひとりが一筋の光を放っています。それは、それぞれの目に、笑顔に、そして行動に見て取ることができます。
「別の魂から発せられた一筋の光が、私の心を閉ざしていた暗闇に射しました。そうして私らは、自らを見つけ出し、私を封じ込めていた暗くて音のしない囲いから抜け出すことができたのです。」
ヘレン・ケラー
これからの一年間ともに航行していくにあたり、途中で思いがけない障壁や岩だらけの海岸線、嵐、荒波に直面する可能性もあるでしょう。しかし、205ヵ国に130万を超える灯台があります。行き先を照らし続けるライオンズの会員たち、希望の光となり続けるライオンズの会員たちがいるのです。
皆さんの会長としてお願いします。奉仕の光を明るく輝かしてください。ともに、恵まれぬ人々そして安全な場所とより良い明日を探し求めている人々のための光と希望の象徴となり続けようではありませんか。
私はライオンズを通じて、そしてライオンズから多くを学びました。大きな課題を任せられ、こうしたチャンスをいただいたことに心より感謝しております。いまこそ恩返しをするときが来たのです。
「ライオンズこそ、より良い明日をもたらしてくれる人たちだと人々が頼りにしていることを、私はライオンズに気付いてほしいのです。ライオンズは希望の光なのです。」
シド L.スクラッグス III
2010,07,07 : 14:28

